はじめに
10~20代の女性を中心に流行しているinstagram(インスタグラム)、通称『インスタ』。
自身の充実した思い出の写真や動画を投稿できるこの画期的なSNSは、2017年に一大ムーブメントを巻き起こし、投稿した内容にたくさんのいいね!をもらえる写真や動画のことを指す『インスタ映え』は、その年の流行語大賞にまで輝きました。
その『インスタ映え』する写真や動画も、少し前まではスマホからの撮影が主流でしたが、今では専用のカメラも多数あり、使用する人も増えてきています。
“インスタ映え”のおかげで、にわかに活気づく写真業界。
その業界の中で、カメラに関するさまざまな製品を多くのジャンルに提供している会社があります。
それが今回ご紹介する「株式会社ケンコー・トキナー」です。
今回は同社の概要から、求められている人材についてまで詳しく紹介していきます。
株式会社ケンコー・トキナーとは?
株式会社ケンコー・トキナーは、スポーツオプティクスやカメラ用交換レンズなどを含めた、映像廻りの製品を手掛ける会社で、1957年9月に光学製品の専門メーカーとして東京・日本橋で創業してから、2017年には60周年を迎える歴史ある企業です。
同社の特徴は、カメラ業界にとどまらない販売網の広さにあります。
もともと、前身であるケンコーは光学機器業界において長い業歴を重ねてきた企業で、写真用フィルターにおいてはケンコーブランドが名高く、一定のネームバリューを持ちながらも、常に新しい発想やユニークな視点を大切に挑戦し続けてきたことから、近年ではカメラ業界にとどまらず、フォトストレージ製品や医療分野への進出をはかり、X線撮影装置の開発・製造・販売なども手掛けるまでに至りました。
更にお客様のニーズに適応した、より良い製品を作るために、失敗を恐れず積極的にモノ作りに取り組める人材を募集しているのも、同社の特徴といえるでしょう。
株式会社ケンコー・トキナー代表、山中徹氏は現在の市場をどのように捉えているのか?
前述した通り、現在写真業界は、インスタグラムの流行により、活気づいています。
その市場の状況を見据え、同社代表である山中徹氏は、以下のように意気込みを語っています。
「映像や画像のデジタル化技術は日進月歩で成長を続けている。現在は、スマートフォンなどを通じて映像や写真が流行しており、我々の時代が来た。レンズフィルターから始まって60年間蓄積したノウハウを生かし、さらなる魅力的な製品を開発していく」
会社の繁栄には、トップのビジョンが重要です。
山中氏は、現在の市場の状況を的確にとらえているのではないでしょうか。
では、実際に同社で働いている社員は同社のことをどのように感じているのか、その口コミを下記に紹介していきます。
株式会社ケンコー・トキナーで実際に働く社員の口コミ
“インスタ映え”のおかげで、写真業界に活気が戻ってきました。
デジタルの対極にあるレトロな物まで注目されています。何が売れるかわからない、アイデア勝負です。新人から、ベテランまでチャンスが回って来ます。
課題は、中高年社員の再活性化です。(インダストリー4.0への対応)
株式会社ケンコー・トキナーについての調査結果
株式会社ケンコー・トキナーで働いている社員の口コミからも感じ取れるように、今流行りの“インスタ映え”により、業界が活性化していることが解ります。
何が流行るか解らない中、自分なりにアイデアを出していくしかありません。
大切なことは、”アイデアを出し続けること”。
これには新人もベテランも関係ありません。世の動向にアンテナをはり、現在会社の課題になっていることを踏まえ、会社の為にアイデアを出し続けていくことが必要なのかもしれません。
株式会社ケンコー・トキナーに求められている人材とは?
同社では、現在「事務職・技術職」を募集しています。
事務職・技術職の応募はコチラから!
この項目では、実際に事務職・技術職として働くうえで必要なことについて、直接お話しを伺いました。
御社で「事務職・技術職」として一人前になるにはどれくらいの期間が必要ですか?また入社する前に勉強しておいた方がいいことなどありますか?
- 事務職:簡単な入力や集計などの事務処理であれば、半年もあれば大丈夫でしょう。営業管理事務であれば、商品知識や顧客の特性等を覚える必要があるので、1年程度かかります。経理等専門知識を要する部門は、一年では一人前になれませんが、一年あれば戦力にはなると思います。
- 技術職:開発部門だと、個人差が大きく簡単に回答できません。品質管理などでの定型業務であれば、1年で一人前になれるかと思います。
入社前の勉強:特に必要ありません。会社員生活は長期戦です。学生時代でしかできないような長期の旅行等をお勧めします。ただ、新入社員向けのマナー本を1冊ぐらいは読んでおいて下さい。
新卒採用の面接で、特に聞く質問や見ているポイントなどありましたら教えてください。
突飛な質問はしません。
- 仕事や勉強と関係なく特技才能があれば教えて下さい。
- どのようなキャリアを付けたいと考えているかも知りたいです。
- 短い時間の面接で、志望者の資質を見抜く事は、正直不可能だと思っています。
- 実際、入社時の評価と5年後の評価に相関性はあまりありません。過去、不合格にした人の中にも、もっと優秀な人がいたに違いないと思っています。
しかし、その短い時間で面接官を笑わす事ができたら有利になるでしょう。
入社される方にどんなことを期待していますか?
期待している事は、積極的な発言です。
長年働いていると、頭がマンネリになり、新しいアイデアが出なくなります。変だなと思う事があっても長年の慣習に縛られてしまい放置されます。
そんな時に新入社員が、思いつきでも良いので、質問や意見を出してくれると見直しのきっかけになります。新人の質問に答えるのは、先輩の楽しみです。
新入社員は、間抜けな事を言っても、失敗をしても、とがめられない特権階級です。
是非、社内に波風を立て、かき回して下さい。
求めている人材の要素で「失敗を恐れず積極的にモノ作りに取り組める人材を募集」などがありましたが、実際に活躍されている社員の方は、どのような能力が高いと感じますか?また、働いている方はどのような人柄の方が多いか教えてください。
40年以上、黒字経営を続けています。その為、少々失敗しても屋台骨は揺るがないと皆思っており、失敗を恐れない社風があります。小さな失敗の連続と、たまにある大きな成功を繰り返して成長しています。
活躍できる人は、常識や先入観を捨て去り、視野を広げる事の出来ている人です。家族や友人等多くの話し相手がいると違った考え方や見方を受け入れやすくなります。趣味と仕事が近い場合も失敗に、くじける事はあまりないようです。
実際、社内の写真好き天体好きは、もっと良い方法はないかと常にトライアンドエラーを繰り返しています。米国の調査で、新規プロジェクトの成功率は、およそ15%というデータもあります。失敗は当たり前と思い、常に問題意識を持つ事が大切です。また、昨今は分業体制でプロジェクトを進める事が多く、コミュニケーション能力も必要です。人見知りせずに誰にでも話しかける事ができるようになりましょう。
疑似体験という意味では読書も重要だと思います。
優秀な技術者には、変人が多いと言うのが通り相場ですが、今はプレゼンテーション能力も兼ね備えています。
まとめ
お客様のニーズに適応した、より良い製品を作るために、失敗を恐れず積極的にモノ作りに取り組める人材を募集している同社。
その最大の魅力は、ネームバリューに甘んじず、常に新しい発想やユニークな視点を大切に、挑戦する気持ちを持っているところにあります。
これからの写真業界で、新しい視点から商品を生み出したい、常にクリエイティブな視点をもっていたいという方は、是非、同社への就職を検討してみてください。
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