特定医療法人あかね会(土谷晋一郎)

特定医療法人あかね会(土谷晋一郎) ホワイト企業

医療法人あかね会ってどんなところ?

土谷晋一郎を理事長として、腎不全治療への取り組みを行う特定医療法人あかね会は昭和41年に設立されました。遡ること約30年前、広島市に外科土谷病院として開業し、医療法人となった翌年に血液透析療法を開始しています。

使用されたダイアライザーと呼ばれる透析装置は、オランダの医師ウィレム・コルフ博士によって第二次世界大戦時に発明され、その後ベルディング・H・スクリブナー博士によるテフロン製のU字型チューブを備えることで、重い慢性腎不全症の治療に広く対応できるようになりました。

しかし、当時透析治療は非常に多額の自己負担を必要としました。土谷病院でも昭和44年、40名程いた透析患者のうち1名が透析費用の負担に耐えかね、治療を断念するという悲劇が起こっています。これを受け翌昭和45年、広島県人工腎友会が設立されました。

腎友会は、透析費の公的負担、透析患者の社会復帰促進、透析治療の公知化の3項目を唱え、医療制度の改革を目指す活動を行い、昭和46年には全国腎臓病患者連絡協議会を結成します。やがてこれらの活動は透析の公知へと結実し、大幅な透析患者の自己負担額軽減を実現することとなりました。

土谷晋一郎理事長は、先代理事長による『広島県腎友会15年のあゆみ(昭和59年)』への寄稿から、「重症腎不全の療法はいろいろと選択することが可能となり、今後ますます発展するであろう」「将来は病状や年齢、職業や環境条件などを考え、どの療法が最も自身に適しているのかを、医師とよく相談して決めていくことになるであろう」「食堂で定食ではなく、一品料理を選ぶといったように、いわばア・ラ・カルト療法を行うようになるであろう」といった旨の言葉を抜粋し、包括的腎不全治療への取り組みに向けた決意を述べています。そこには、医療法人あかね会の高次な医療スタンスが明確に示されています。

医療法人あかね会の口コミまとめ

良い口コミ

  • やむを得ずお休みを取るときも代わりの人がいるので安心できる
  • 総合病院なので、幅広く仕事に携われる
  • 患者さんからお礼を言われるとやりがいを感じる

気になる口コミ

  • 生活リズムが不規則になる
  • 患者さんの命を預かるので責任が重い
  • 総合病院なのでやることが多くて忙しい

医療法人あかね会の調査結果

土谷晋一郎理事長による高い意識を持った医療法人あかね会は、土谷総合病院をはじめ、32の医療福祉施設を構えています。これらの施設では、病気治療だけに留まらず、予防医学や健康管理、在宅医療福祉など、医療をトータルで考えた包括的な医学研究が行われています。医療法人あかね会に寄せられている口コミからも、規模の大きな総合病院ならではの豊かな業務内容や、しっかりした労働環境の基盤がうかがえます。

従業員を多く抱えている職場だからこそ許される休暇申請の融通などは、同時に経営者である土谷晋一郎理事長の経営方針の賜物でもあるでしょう。トップに立つ者の人間性は、組織のシステムに如実に反映されるものです。また、高次の医療業務を行っていることから、幅広い仕事の内容における満足度の高さも浮き彫りになっています。

やりがい、充実、達成感など、医療法人あかね会で働く人の多くが、仕事に対する喜びの声を上げています。病院に通う患者さまにも同じような喜びがあると見え、口コミには患者さまからのお礼の言葉を嬉しく思う気持ちが表されています。患者さまの言葉は、そこに勤めている人達はもちろん、土谷晋一郎氏率いる組織全体への評価でもあります。

一方で、精度の高い業務に対する苦労を伝える口コミも見られます。しかし、医療という仕事にまつわる責任の重さや、多岐に渡る業務の煩雑さなどを考えると、苦労や多忙はやむを得ないことだといえるでしょう。ネガティヴな口コミの背後には、医療法人あかね会が行う医学研究の切実さが横たわっています。この切実さは即ち、人の命を預かる仕事の尊さ、現在だけでなく未来を見据えた仕事のスケール、多様かつ詳細な知識や技術を要する仕事のクオリティを表しているのです。

医療法人あかね会のまとめ

管理人の見解

土谷晋一郎理事長の掲げる医療ビジョンは、非常に高いレベルを目指したものです。広島平和記念公園の南に位置し、「健康であることは幸せな生活の道しるべ」だという理念の下、医療法人あかね会は弛みなく発展し続けてきました。この発展の道のりは、現代表者である土谷晋一郎氏の努力なくしては実現し得なかったものです。

創業者である一代目、医療法人を立ち上げた二代目、そして平成7年に事業を引き継いだ三代目となる土谷晋一郎氏。過去の偉業を受け継ぎ、重い責任を担った代で、医療法人あかね会は目覚ましい飛躍を遂げています。

土谷晋一郎理事長は就任以来およそ10年の間に、訪問看護ステーション、老人保健施設、介護支援事業所、ヘルパーステーション、デイサービスセンターなどの医療・福祉施設を次々と開設し、現代医療と福祉へ大きく貢献してきました。病院内では地域医療連携室などを設け、地域の開業医と連携し、医療サービスの向上を図っています。同時に専門的な研究所の設置も実現、サービスを支える土壌づくりにも腐心してきました。

並々ならぬ努力の結果であるこれらの実績は、医療法人あかね会という組織で働く人々にとって、信頼と希望の指針となっています。医療法人あかね会の施設を利用する人々は、皆一様に賞賛の声を上げています。しかしながら利用者にとって素晴らしい機関であるということは、提供する側にとっても優れた夢と誇りを持って働くことができる現場であるということです。

法人概要

商号
 特定医療法人あかね会(公式サイトへ)
設立
 昭和41年5月
代表
 土谷晋一郎
事業内容
 治療・医学研究・予防医学・健康管理・在宅医療福祉まで包括した保健・医療・福祉

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